凸版印刷らが訪日客向け飲食店予約で実証実験、予約情報の管理・活用による新サービス開発へ

凸版印刷は総合ITサービスのTISと、訪日外国人観光客向けの飲食予約サービス「旅道グルメガイドin横浜」の実証実験を実施する。

同サービスは、凸版印刷の地域独自のアプリやウェブ開発ができるサービス「旅道OEM」と、TISの飲食店予約システムを連携させて開発したもの。ウェブサイトから簡単に予約ができるシステムを提供し、訪日外国人の利便性向上と飲食店のスムーズな予約支援を行なう。

同時に、欧州におけるGDPRなど個人情報保護が重視されるなか、旅行者の個人情報を企業が公正に活用できる環境が重要になっているとも指摘。本実証を通して、予約における個人情報管理を目的にしたPDS(パーソナルデータストア)活用による新サービス開発を目指すという。

実証実験の期間は、3月2日~3月27日まで。同サービスでは日本語と英語の2言語に対応し、飲食店側は英語で入力された情報を、電話で日本語の自動音声で聞くことができる。また、利用者には飲食店情報のほか、現地への経路案内も提供する。対象店舗は横浜市内の116の飲食店。ウェブサイト「旅道グルメガイドin横浜」上でサービスを提供する。

「旅道®グルメガイドin横浜」 

実証実験のイメージ:発表資料より

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