DeNA、法人所有車両のカーシェアを本格化、コロナ禍で稼働減少した車両を遊休資産として活用

DeNA SOMPO Mobility(ディー・エヌ・エー ソンポ モビリティ)が提供するカーシェアサービス「Anyca(エニカ)」は、共同使用契約の枠組みを活用し、法人が所有する車両のカーシェアを可能にする実証実験を本格的に開始する。2021年3月まで実施予定。

同社は、法人所有の車両のカーシェアについて、2019年11月から限定的な実証実験を行ってきたが、法人の中にも遊休資産を活用したいというニーズや、新型コロナウイルスの影響で利用頻度が落ちた車両をシェアすることで車両の維持費を軽減したいというニーズがあることから、今回本格的な実証実験を行うことを決めた。

実証実験にあたっては、所有車両を通常業務で使用していない時間帯に、地域住民の生活の足として活用してもらう自治体や地場企業を募集する。共同使用契約の範囲内として、1事業所あたり登録可能台数は3台まで。プラットフォーム手数料として、法人オーナーは使用料の20%(個人オーナーは10%)を徴収する。法人オーナーの場合、設定可能な共同使用料の上限金額だけでなく下限金額も設ける。

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…