来年の大河ドラマ「鎌倉殿の13人」、神奈川県の経済効果は260億円、日銀横浜支店が試算

日本銀行横浜支店は、2022年に放映されるNHK大河ドラマ「鎌倉殿の13人」の神奈川県への経済波及効果が約260億円に上るとの試算を発表した。直接効果は173億円、間接効果は86億円。同支店は「観光産業の回復の一助となることが期待されるが、大河ドラマ放映による一過性のものとしない取り組みも重要だ」としている。

主な舞台となる鎌倉市をはじめ、ドラマゆかりの地が点在する神奈川県。同支店は宿泊客が49万8000人、日帰り客が394万6000人に迫ると推計した。ただ、新型コロナウイルス拡大前に大河ドラマの舞台となった自治体を参考に神奈川県経済波及効果分析ツールなどを用いて試算したもので、コロナによる観光産業への影響は織り込んでいない。

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