昭文社、自治体・観光施設向けに「EV充電スタンド」提供開始、観光地の充電インフラ整備

昭文社ホールディングス(昭文社HD)と子会社マップル、ヘッドスプリングスは、2022年6月からマップルとヘッドスプリングが共同で「EV充電スタンド」の提供を開始すると発表した。自治体や観光施設、宿泊施設向けの提供を始め、観光地における電気自動車(EV)の利用環境の整備を図る。

脱炭素社会に向けた取り組みの一環として旅行シーンにおけるEV利活用を推進するため、ハードウェアからサービス提供まで一貫したソリューション提供も視野に入れる。

提供する充電スタンドは、ヘッドスプリングの資本提携先でもある河村電器産業社製の「wayEV」を中心にラインナップする。要望に応じ、EV利用者への課金機能もオプションで提供する。宿泊施設が平日の宿泊客が少ないときに周辺住民へEV充電スタンドの利用を開放して課金収入を得るといった、新しい収益につながるサービス設計なども提案する。

マップルはすでに価値体験サイト「マップルラボ」でEV充電ステーションマップを公開。今後は、マップルが保有する観光情報、マップルとヘッドスプリングが共同開発した旅行プランニングエンジンを活用したEV利用者のための観光情報の提供や旅行プランの作成支援サービス提供なども予定する。

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