JTB、小規模校向けに新たな修学旅行の手配サービス、学校の負担を大幅軽減

JTBは、小規模な公立中学校向けに、新サービス「らくらくオーダー修学旅行」の提供を開始した。このサービスは、煩雑だった修学旅行の手配をスムーズにし、小規模校における修学旅行の手配や準備における課題を解決するもの。

近年、修学旅行は学習機会として重要性を増しているものの、小規模校では教職員の業務負担が大きく、旅行計画に十分な時間を割くことが難しい状況がある。また、価格高騰や供給不足などでバスや宿泊施設の予約が困難になっている課題もある。

従来は対面で一から計画を立てるスタイルが一般的だったが、新サービスでは、オーダーメイドでありながらJTBが推薦するモデルプランをベースに最小限のアレンジで実施。打ち合わせや手配の効率化を図り、学校担当者の負担を軽減する。

第一弾として関西方面（京都・奈良）の修学旅行、1学年30人以上～50人以下の公立中学校を想定し、事前打ち合わせはオンライン限定でおこなう。

JTBでは、公立中学校を対象に試験運用を開始し、市場の反応を見ながらさらなる拡大を検討していく考えだという。