WHO、鳥インフルエンザでの渡航制限を勧告せず-中国当局と注視

厚生労働省が2013年4月4に発表した、中国でのインフルエンザA(H7N9型)患者の発生に関する情報更新によると、世界保健機関(WHO)は4月3日時点では、今回の事例に関して入国時の特別なスクリーニングや渡航、貿易の制限を勧告しない認識を示した。

厚生労働省のサイトでは4月3日付のWHOの公表情報として、WHOが中国当局と連携して今回の事例を注視していると紹介。WHOでは、情報収集や資料の作成、ワクチン開発について、国際的な対応を調整しているという。

また、中国政府の対応も紹介。中国政府は積極的な調査を行ない、患者の早期発見と、診断、治療に向けた監視を強化している。国民に対しては手洗いの励行や病気や死亡した動物への直接接触を避けることを勧告。医療機関では感染予防と感染制御を強化し、人や動物の保健のため、産業界との連携も強めているという。

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