厚生省、シンガポールでデング熱の患者増加で注意呼びかけ

厚生省、検疫所はシンガポールでデング熱とチクングニア熱の患者が増加しているのを受けて、今後の情報への注意と蚊に刺されない対策を呼び掛けている。7月10日付で公表されたシンガポール保健省の情報によると、デング熱の患者は2013年6月30日から7月6日までで677人が報告されており、今年の累積報告数は12,382人(昨年の同期は140人、同時期までの累積報告数は2,120人)。また、チクングニア熱の患者は、同時期に26人が報告され、今年の累積報告数は404人となった(昨年の同期はゼロ、累積報告数は9人)。

デング熱とチクングニア熱は、蚊によってうつる感染症。熱帯・亜熱帯地方にみられ、発熱や関節痛、発疹が特徴だ。厚生省は、シンガポールへ渡航、滞在する邦人に対して、蚊に刺されない対策を以下のように呼びかけている。(以下は厚生省FORTHより抜粋)

  • 可能な限り、蚊をしっかりと駆除しているホテルやリゾートに滞在する。(蚊取り線香も有効)
  • 長袖のシャツ、ズボンを着て、できるだけ皮膚の露出部を少なくする。
  • 流行地域で屋外にでかける場合は、ディート(DEET)などの有効成分が含まれている虫よけ剤を使用。
  • 子ども、とくに乳児への虫よけ剤の使用については、小児科医に相談。
  • 心配な場合には早めの受診を。

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