ドイツ・ドレスデン、2014年2月から観光税を導入

ドイツ観光局によると、2014年2月1日から東部ドレスデンで観光税が導入される。この税は、観光施設の新設やメンテナンスなどの財源として利用されるもので、ドレスデン市の博物館や劇場、動物園、オペラハウス、ドレスデンフィルハーモニー、ドレスデン音楽祭などが含まれているという。

観光税の税額は、1名1泊あたり1.30ユーロ。滞在目的はレジャー、業務ともに課税され、納税は宿泊の最終日(遅くとも滞在連続30日目)に宿泊施設が回収する。観光税納税の義務は、原則的にドレスデン市内の大人の全宿泊が対象で、免除されるのは身内や友人宅などプライベートな宿泊や病院やケア施設で宿泊した場合のみ。また、同一施設に30日を超えて宿泊する場は、31泊目以降の観光税は免除される。

ドイツ観光局によると、ドレスデンには、2012年日本人の旅行者が46000泊超で宿泊しており、日本人のシェアは外国人旅客の宿泊総数の約6%。主要な旅行会社10社の2013年上期パッケージツアー商品では、約5%でドレスデンが宿泊地に組み込まれている。

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