旅行予約サイトの利用状況、スマホ利用者増加も利用時間はパソコンが上回る -ニールセン調べ

ニールセン報道発表グラフ

視聴行動分析サービスを提供するニールセンは、スマートフォン視聴率情報「ニールセン モバイル・ネットビュー」およびPC版インターネット視聴率情報「ニールセン ネットビュー」の7月データをもとに利用者数トップ10の旅行予約サービスの利用状況を分析、その結果を発表した。それによると、利用者数トップ10の旅行予約サービスのスマートフォンからの利用者は2014年2月にPCからの利用者数を逆転した後、2014年7月時点で昨年同月比約1.5倍の1600万人となった。 *右表はニールセン資料より。

分析の対象となる利用者数トップ10の旅行予約サービスは、楽天トラベル、じゃらん、Yahooトラベル、JTB、トリップアドバイザー、フォートラベル、阪急交通社、クラブツーリズム、エイチ・アイ・エス、ホテル物語。このうち、PC、スマートフォンともトップだったのは楽天トラベルで、スマートフォンの利用はPCの利用のほぼ倍だった。一方、それ以外のサイトでスマートフォンの利用が上回ったのは、じゃらん、フォートラベル、阪急交通社のみ。しかし、PC利用との差は楽天トラベルほど大きくなかった。

ニールセン報道発表グラフ

また、各スクリーンからの利用者がそれぞれ500万人を超えた「楽天トラベル」と「じゃらん」の利用者属性を見てみると、2つのサイトともにPCの利用者の40%超が50歳以上、スマートフォンからは半数以上が39歳以下となった。また、各サイトのスクリーン別の一人あたりの利用時間(分)をみると、PC利用では、楽天トラベルが20分、じゃらんが18分、スマートフォン利用では、楽天トラベルが7分、じゃらんが10分となり、2つのサイトともにPCからの利用時間のほうが長いことが分かった。

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ニールセンでは、楽天トラベルを除いた多くのサイトで、スマートフォンとPCの利用者数がほぼ同数、もしくはPCからの利用者が依然として多いことは特筆すべき点とし、じっくり時間を掛けて選ぶことの多い旅行という商材の特性も関係していると分析。また、PCでは50歳以上が40%超になったことに関して、画面サイズなど使い勝手の最適化だけではなく、スクリーンごとに利用者属性に沿った戦略を考えていくことが重要と指摘している。

なお、この調査で比較している旅行予約サービスは運行情報などを掲載している公共交通系のサイト(航空会社など)を除いた利用者数上位の10サイト。日本全国の4000名(iOS、Android各2000名)の調査協力モニターから取得するアクセスログ情報を元に作成。実際のユーザーのアクセス記録に基づくデータから、アプリやウェブサイトの利用時間や利用頻度などの正確な利用動向データを算出している。利用者属性情報を含むパネル調査。

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(トラベルボイス編集部)

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