ANA12月実績、国際線旅客全方面で利用率70%超え、ヨーロッパ旅客は大幅増

ANA(NH)が発表した2014年12月の旅客輸送実績によると、国際線旅客数は前年比16.3%増の61万2466人となり、引き続き好調に推移した。同年3月から羽田路線が拡大したことにより、有効座席キロは同16.0%増、有償旅客キロも同18.1%増となった。利用率は73.5%となり、3ヶ月ぶりに70%を上回る結果となった。

方面別の実績を見ると、全方面で供給、需要とも増加。北米/ホノルル方面の旅客数は同12.3%増の14万1039人で利用率74.8%、ヨーロッパ方面の旅客数は同36.9%増の6万2937人で利用率71.1%、アジア方面の旅客数は同15.1%増の40万8490人で利用率73.5%。

国内線の旅客数は同3.7%減の309万8,448人。有効座席キロは同3.3%減となったものの、有償旅客キロの減少率は2.4%にとどまった。利用率は60.4%。2014年度では4月の55.6%に続く低い結果となった。

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