JTB、都内のロケ地を案内する5か国語・無料アプリ開発、約140か所の情報やリアルイベントも

JTBコーポレートセールスは2015年3月26日、映画やテレビ、アニメの舞台を案内する無料観光アプリ「東京ロケたび」を開始した。約140か所のロケ地について、コンテンツ情報や周辺の観光地などカルチャー情報とともに紹介。日本語のほか、英語、韓国語、中国語(繁体字・簡体字)の5か国語も用意し、訪日旅行者にも対応できるツールとした。

2015年4月からは「東京ロケ地あるき」などのリアルイベントを開催する予定。各ロケ地の市町村や映画会社などと連携し、バーチャル(アプリ)とリアル(イベント)を掛け合わせ、体験可能な参加型機能も充実させていく。

さらにアプリ内には、制作会社などのロケ地探しに活用できる「フィルムコミッションポータル」も設置。ロケ地周辺情報やエキストラ募集、ロケツーリズム活性化のための情報を各地のフィルムコミッションが発信し、ロケ地を探す人とつなぐアプリとしても発展させる。

アプリはJTBコーポレートセールスと、映画レビューアプリ「Filmarks(フィルマークス)」を運営するつみきが連携して制作したもの。映画やアニメの舞台となった地域の情報発信を通じて、その後の持続的な観光活性とともに、ロケ地受け入れ施設の増加や都内フィルムコミッションの設立推進も目指している。

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