ホテルの客室に設置する情報タブレット導入が拡大、外国人旅行者向けにベストウエスタンナゴヤなどで

テックファームとミライトは、2015年6月1日より、宿泊施設の客室に設置したタブレット端末を通じた訪日外国人向け情報配信システム「ee-TaB*(イータブ・プラス)」の導入先を拡張する。今回導入されるのは、「ベストウェスタンホテルナゴヤ」の140室と「静鉄ホテルプレジオ 静岡駅南」の185室。これにより、同システムの採用は合計7施設、1245室となる。

「ee-TaB*(イータブ・プラス)」は、客室内のタブレット端末を通じて、施設周辺の観光情報動画のほか、気象情報、テレビ番組表、電子書籍、ビデオといった多数のコンテンツを配信する仕組み。宿泊施設ごとに情報内容をカスタマイズでき、年齢や国籍を問わずに利用できるようなわかりやすい操作性が特徴だ。

訪日外国人向けに、たとえばグルメ情報は英語翻訳付きで提供。宿泊者のスマートフォンでQRコードを読み取れば、店舗や地図、ご当地情報などを外出時に利用することもできる工夫を施し、オンラインとオフラインの両方を用いた「O2O(オンライン・トゥ・オフライン)」対応を実現するもの。

今回導入される宿泊施設での画面イメージは以下のとおり。




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