HRS、主要GDSでホテル4万軒500万室の予約を可能に、手配コストを最大1.5ユーロ削減

ホテル・リザベーション・サービス(HRS)は、世界約4万軒・500万超の客室からなるホテルコンテンツを統合し、主要GDS経由での予約を可能とした。対象のGDSはアマデウス、セーバー、ワールドスパン、アポロ、ガリレオ、アバカス、トラベルスカイなど。これによりHRSによると、GDS経由のホテルプロバイダーとして提供施設数と予約可能な客室の登録数は世界最大級になるという。

HRSでは、契約ホテルに対して独自の法人割引料金を設定。こうした料金プランを統合化し、オフライン予約のみの対応が多かった独立系ホテルを含め、すべての主要GDS経由で予約や管理プロセスを最適化できるようになる。この効果についてHRSでは、外部調査の結果から、ホテル予約に係る内部処理のコストは予約1件につき、最大1.50ユーロ(約200円)の節約になると説明している。

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