 
      コマースメディアを展開するCriteo(クリテオ)は、一般消費者、企業でデジタル広告業務に関与するビジネスパーソンら500人以上を対象に実施した「消費者とマーケターから見たAIエージェント:認知・活用意向に関する調査」の結果を発表した。
それによると、一般消費者が情報収集をする初期段階で「AIアシスタントや生成AIに尋ねる」は11.1%で、2位の「SNS検索」(12.0%)に迫っていることがわかった。最も多いのは「検索エンジンで検索」で全体の7割。
AI活用に興味がある消費者は約6割となり、情報収集の初期段階では現在「検索エンジン」が担う「調べ物」での活用が74%と最も高くなった。また、今後、AIに期待することとしては、「商品の比較」(43.3%)に続き、「自身のニーズに合った商品・サービスの提案」(37.5%)が挙げられた。
AIを利用し情報収集する消費者のなかで活用機会が多い商品やサービスについての調査では、「家電」(38%)、「生活用品」(33%)に続いて「旅行」が31%という結果になった。続いて、書籍・コミック(28%)、食品・飲料(26%)の順となり、クリテオでは比較検討する上で商品数や情報量が多い商品やサービスを中心にAI検索の利用が進んでいるとした。
AIからの提案を受けた後、約9割の一般消費者が何らかの行動を起こしており、約7割が公式サイトやECサイトに遷移し、情報収集している。一方、提案を受け入れていない理由として「最終的な判断は人間が行う方が良い」「特定の商品・サービスばかり優先して提案されている」「偏った情報や基準が不明瞭」などAIの精度に対する不信感があることもわかった。
マーケターのAIエージェント認知率は94%
マーケターに対する調査では、86%が消費者購買行動の変化を実感していると回答。87%が業務にAIを活用中と答えた。企業規模が大きいほどAI活用率が高く、AIが業務効率化だけでなく、戦略立案や意思決定支援にも貢献している。
特定の目的を達成するために、人の介在なしに複数のタスクを考え、実行するAIエージェントについては、認知率は94%、活用意向は92%といずれも非常に高い結果となった。一般消費者のAIエージェントの認知率は52%。
このほか、AIエージェントの利用拡大後、9割のマーケターがマーケティング活動に変化が起こると予測。そのなかでも、「AIエージェントを活用した広告活動の増加」がトップで44%となった。
 
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
             
   観光マーケティング実務スタッフ(旅行好き大歓迎!)【株式会社マーケティング・ボイス】
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