JTB、地域の持続可能な発展を目指す投資ファンドに出資、複合的なエリア開発プロジェクトを展開へ

JTBは、地域の持続可能な発展と資金循環を目指す投資ファンド「GOOD SOIL投資事業有限責任組合(GSF)」への出資を決めた。GSFの無限責任組合員(GP)であるGOOD SOILの親会社であるStaple社との戦略的な協業を進めていく。

また、両社はそれぞれの投資価値および事業価値を最大化するため、まちづくり会社の共同出資による設立に合意。GSFで開発された不動産の運営受託を中心に、エリアマネジメントやマイクロデベロップメントを展開していく。

今後は瀬戸内エリアを起点に、地域特性を活かした複合的なエリア開発プロジェクトを順次展開していく予定だ。

Staple社は広島・瀬戸田や東京・日本橋を中心に「徒歩圏内のご近所」という小単位でホテル、飲食、ワークスペース、商店といった小規模かつ連続的な開発を通じて、エリアの面的な活性化を実現させてきた。

GSFは、三井住友信託銀行とStaple社が共同で設立した「GOOD SOIL」が運用する地域経済の持続的な発展と資金循環を目的としたファンド。地域に根ざした小規模かつ連続的な不動産開発や、遊休不動産の再生を資金面から支援している。

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