静岡県とJR東海ら、二拠点居住の推進で、新幹線の移動費用をポイント還元、生活体験を支援

静岡県が東急不動産、東海旅客鉄道(JR東海)と連携し、首都圏と静岡県との二拠点居住を推進している。

静岡県と、東急不動産が運営するコミュニティプラットフォーム「SHIBUYA MABLs(渋谷マルブス)」との共催で、渋谷と静岡のイベントを2025年10月に初開催したほか、12月13日には第2弾として、「SHIBUYA MABLs」のアプリユーザーを対象に、東伊豆町で二拠点での生活を体験するイベントを実施した。

第2弾にはJR東海が参画。同社の「EXサービス」で東海道新幹線を往復利用して参加した場合、2割相当の限定EXポイントを還元する。新幹線停車駅周辺のレンタカー、観光、食事などで利用できるポイントで、移動費の負担を軽減する形で二拠点での生活体験を支援する。また、イベント参加者が2026年3月までに東伊豆町で二拠点生活を始める場合、JR東海が3カ月間、新幹線利用実績の2割相当、上限1万円までの限定EXポイントを還元する。

このほか、総務省の事業である地域おこし協力隊による、まち案内や個別相談、お試し移住体験施設の利用(4泊以上で1日1500円)、東伊豆町の交流会参加など、東伊豆町による支援も実施する。

今後は東伊豆町でのイベント効果を検証し、静岡県、東急不動産、JR東海の3者が連携して県内の二拠点居住の促進、地域活性化や関係人口創出に取り組んでいく考えだ。

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