世界遺産登録目指す長崎県の教会群、見学の事前連絡対象を拡大、黒島天主堂など合計8か所に

長崎の教会群インフォメーションセンターは10月1日から、2016年にUNESCO世界遺産登録を目指す、「長崎の教会群とキリストの関連施設」の教会堂見学に伴う事前連絡制の対象範囲を拡大させた。

新たに対象となる教会堂は、大野教会堂(長崎市)、黒島天主堂(佐世保市)、旧五輪教会堂(五島市)、頭ヶ島天主堂(新上五島町)、崎津教会*(熊本県天草市)。これにより、同センターでは、現行の出津教会堂(長崎市)、田平天主堂(平戸市)、江上天主堂(五島市)と併せて計8カ所が事前連絡対象となる。

見学人数については、文化財保護の観点から上限を設定。事前申し込みは、個人または団体(旅行会社によるツアー、6人以上の個人旅行者含む)のいずれの場合も、同センターのホームページから可能で、6カ月先まで見学の予約を受け付ける。

また、「おぢかアイランドツーリズム」が受付窓口となっている、旧野首教会(小値賀町)の見学についても、10月1日から事前連絡が必要となる。

なお、長崎市内にある大浦天主堂(国宝)の見学には、事前連絡は必要ない。

連絡先:


長崎の教会群インフォメーションセンター:http://kyoukaigun.jp

おぢかアイランドツーリズム:http://ojikajima.jp

※崎津の「崎」について、正しくは山偏に竒。


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