関西国際空港、2015年度の国際線旅客数が3割増で過去最高、外国人旅客数は6割増の1100万人に

新関西国際空港は、2015年度の運営概況(速報値)を発表した。それによると、関西国際空港の総旅客数は前年比20%増の2405万人。そのうち国際線旅客数は前年比28%増の1727万人。いずれも4年連続で前年度を上回り、過去最高を記録した。

国際線旅客数の内訳をみると、日本人旅客は3%減の610万人と3年連続で低下したものの、外国人旅客数は57%増の1100万人となり開港以来初めて1000万人超えで過去最高を達成した。

国内線旅客数は前年比4%増の678万人となり4年連続で前年比増となっている。

関西国際空港の国際線旅客数の遷移は以下のとおり。

新関西国際空港:報道資料より

国際線の発着回数は、前年比25%増の11万9373回で過去最高を記録。国内線の発着回数は前年比横ばいの4万9931回。総発着回数は16万9304回で初の16万回超えとなっている。

伊丹空港の国内線旅客数は1463万人で前年比プラスマイナス0%とほぼ横ばい。発着数も前年並みの13万9796回だった。

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