日本政府観光局(JNTO)と国際交流基金が連携、インバウンド強化で相乗効果めざす

日本政府観光局(JNTO)と国際交流基金(JF、ジャパンファウンデーション)が2016年5月20日、「国際文化交流及び訪日旅行の促進に向けた相互連携に関する協定」を締結した。国際文化交流事業を専門に手掛けるJFと訪日事促進をおこなうJNTOが連携して相乗効果を目指すもの。

今後はそれぞれの分野の強みを生かした事業促進に加え、JFによる海外での日本語教育普及事業とJNTOによる訪日教育旅行促進の連携、2020年の東京オリンピック・パラリンピックにおける協力などを実施。双方の専門分野におけるビジネスチャンスと知的財産の連携を効果的に進めていく計画だ。

2016年の連携事業としては、例えば9月にロンドンで開催される国際デザイン展「ロンドン・デザイン・ビエンナーレ」では、JFが日本公式参加主催者として関与して国内アーチスト鈴木康広の作品を紹介。JNTOはヨーロッパ圏からの誘客強化の一環として、メディアを通じて日本のアートやデザインをめぐる訪日旅行の魅力を発信する。

インドネシア・バリで9月に開催予定の「日本語教育国際研究大会」では、JFが日本語教育関係者の国際ネットワーク強化を通じて大会を支援。JNTOは本部内に設けた訪日教育旅行専門窓口を海外の日本語教育関係者に紹介していく。

さらに8月から開催されるリオオリンピック・パラリンピックでは、JFが美術展や名画映画、ポップコンサートなどを現地で実施。JNTOはリオに設置される「TOKYO2020 JAPAN HOUSE」にて訪日旅行促進や海外メディア向けのプロモーションサイト運営などをおこなう。

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