【旅に出たくなる動画シリーズ】 米ロサンゼルスが空想都市に? 街全体をアートにする映像表現を堪能

LAが空想都市に? エッジの効いた映像表現

今回ご紹介するのは、エッジの効いた米ロサンゼルス(LA)の動画です。タイムラプスを基本として、BGMと呼応するようにズームイン/アウトを効果的に入れることで、見る者を釘付けにする斬新な映像表現で、LAの街がアートに。俯瞰映像は点描画のようです。

PHASED | LA(Vimeo:約5分半)

https://vimeo.com/173472729

私が学生のころに旅をしたLAは非常に危険な街でした。特にダウンタウンでは、安全なのはリトル東京だけと言われたほど。しかし、その情報を知ったのは、ダウンタウンにあるバスディーポからグレイハウンドのバスに乗り、シカゴまでのアメリカ横断の旅に出た後でした。無知は強いですねえ。もっとも、ヨレヨレのジーパン(当時デニムという言葉ありません)にアディダスのウインドブレーカー、かかとのすり減ったスニーカーに薄汚れたバックパックの東洋人の姿など、誰も気にかけなかったのかもしれませんが。

そのLAのダウンタウンも再開発が進み、ずいぶんと変わりました。LAレイカーズとクリッパーズの本拠地ステイプルズ・センター、大型エンターテイメント施設のLAライブ、退役したスペースシャトル「エンデバー」が展示されているカリフォルニア・サイエンス・センターなどが点在し、今やLAの一大観光スポットになっています。3年ほど前にダウンタウンを再訪しましたが、昔の記憶と重ならないことにちょっと戸惑った思い出があります。

動画に映し出されるグリフィス天文台、ロサンゼルス国際空港、サンタモニカ、ハリウッド、ダウンタウン・・・・、都市の血液のようにハイウェイや一般道を流れる車、キラキラと眩いLAの夜空を波打つように流れる雲。LAに間違いはないのですが、映像全体に漂う幻想感によって、異次元の空想都市にも見えてきます。

トラベルジャーナリスト 山田友樹

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