観光渋滞の緩和へ社会実験、駐車場の事前予約で回転率など検証、紅葉の茨城県・ひたち海浜公園で -国交省

国土交通省関東地方整備局は観光渋滞の緩和に向けた社会実験を、国営ひたち海浜公園で実施する。国営ひたち海浜公園では各種イベントの開催時に観光交通が集中し、駐車場への入庫待ちで著しい渋滞が発生。これにより、貴重な余暇時間が損失しているとする。

そこで今回、周辺の第3臨時駐車場および第4臨時駐車場の事前予約を試行し、渋滞緩和の可能性を検証する。実施日は秋のコキアの景観がシーズンを迎える10月16日と23日。ホームページから事前予約を受付、予約先の駐車場で予約時に発行された予約番号を照合し、駐車するという流れだ。このなかで、駐車場利用の回転率や目的地からの距離、料金などを検証し、渋滞の緩和効果とともに課題を見出していく。

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