楽天の連結業績、トラベル含む国内EC流通総額は14.7%増、営業利益は2ケタ減も改善傾向に

楽天の2016年12月期第4四半期(2016年10月1日~12月31日)の連結業績で、楽天トラベルを含む国内EC流通総額は前年比14.7%増8545億円となった。国内EC売上収益は14.8%増の901億円で2ケタ増となったが、営業利益は19.3%減の204億円2ケタ減。ただし、楽天では減少幅は回復傾向にあるという。

当期の結果について、代表取締役会長兼社長の三木谷浩史氏は楽天のポイントプログラムを活用したSPU施策と品質向上の取り組みが奏功したと説明。特に品質向上については、UI/UXの向上や検索ロジックの強化に加え、データ活用の最適化をあげる。

データ活用では例えば、店舗向けのサポートサービスで自動化を推進。データ分析のみならず、各店舗のページの評価をAIで診断する店舗向けサービスも開始しており、2016年は約1100店舗が利用。そのうち43%が売上増加を達成した。同診断については今年2月に全店舗に開放していることから、今後はさらに利用店舗数が増加し、売上改善が図れるとする。

これ以外にも、店舗向けヘルプデスクでチャットボットを利用。今後はエンドユーザー向けチャットサービスや、店舗がエンドユーザー向けに使用できるチャットサービスの導入も検討している。

なお、2016年1月からの通期連結業績(IFRSベース)では、国内EC流通総額は、12.0%増の3兆円、国内EC売上収益は9.3%増の3112億円、営業利益は19.3%減の775億円となった。

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