「車泊(くるまはく)」活用のモデル事業、シェアエコ型の九州周遊観光を創出、熊本・阿蘇など7か所で

トラストパークを代表機関とする九州周遊観光活性化コンソーシアムは2017年11月より、「車泊(くるまはく)」と「地域体験」をテーマとするシェアリングエコノミー型 九州周遊観光サービスモデル事業を開始する。総務省「IoTサービス創出支援事業」の実証事業として進めるもの。

熊本阿蘇の道の駅や長崎・島原城など7地域で、不稼働時間帯に駐車場で車中泊を可能にするルール整備をおこない、無人運用可能な電源供給型の駐車管理システムも設置。そこを起点に、地域観光やアクティビティを楽しめるようにする。

また、九州周遊観光ポータルサイトを構築し、地域体験予約は「TABICA」にて、車泊予約は「軒先パーキング」と、駐車場では日本RV協会の「RVパーク」連携。車泊予約後に表示されるQRコードを使うと、駐車スペースで電源コンセントを利用できるようにする。


さらに、キャンピングカーユーザーではない、一般車やレンタカーユーザーも「手ぶら車泊」ができるように、アウトドア用品や家電のレンタルなども開始。車泊ブランド「グランピングパーク」を構築することで、滞在観光需要の開発につなげる。

実証地域は以下のとおり。

トラストパーク:報道資料よりFacebook「九州周遊観光サービスモデル(車泊・地域体験・ライドシェア)」ページTSBICA軒先パーキング

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