孫への年間投資で「30万円以上」が約1割、旅行や留学など経験サポートが2位、一方で「孫疲れ」に共感の声も

ディー・エヌ・エー(DeNA)は同社が運営する大人向け趣味交流サイト「趣味人倶楽部(しゅみーとくらぶ)」会員を対象に、子・孫世代に関する実態調査を実施した。

同サイトの会員は50代、60代が中心。調査によると、年間の孫への投資額は1~5万円(28.5%)と6~10万円(28.1%)が拮抗した。30万円以上も8.6%存在した。

今後の孫への投資意向では、「英語や塾など勉強の補助」が41.2%と最多。「旅行や海外留学など経験の補助」が26.8%で続いた。ただし、孫のためについ買ってしまうもの、買ってあげたいものでは、「本」(46.9%)、「おもちゃ」(40.4%)、洋服(39.7%)となった。

また、孫の親(娘・息子)については「よく頑張っている」「忙しそう」よりの見方が84.2%、75.4%と半数以上を占め、「自分たちの時代より大変そうだ」も57.7%と過半数を上回った。「両親ともフルでかなりの仕事量で働いている」「共働きしないとやってゆけない」などの意見が多かったという。

このほか、孫に対する感情では「かわいい」「ややかわいい」が98.5%と圧倒的だったものの、「毎日でも会いたい」「やや毎日でも会いたい」は37.8%で、「どちらともいえない」が半数。昨今、インターネット上で話題になった「孫疲れ」については、キーワード自体は「知らなかった」が大半だったが、「来て嬉しい、帰って嬉しい・・・年齢を重ねると実感である」「帰ると疲れがどっと出る」など、共感の声が聞かれたという。

調査は2017年10月27日~11月6日まで、趣味人倶楽部会員を対象に実施。有効回答数は756件で、そのうち、孫のいる回答数は456件。

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…