宮城県南への宿泊客増加へ、DMOらが民泊推進、イベント民泊でホスト育成 -宮城インバウンドDMO

宮城県南地域への外国人観光客誘致の推進と地域活性化を目指す日本版DMO法人「宮城インバウンドDMO」と、宮城県南13自治体の市町長が構成する宮城インバウンドDMO推進協議会は、同地域における延べ宿泊者数を、旅館やホテルなどの既存の宿泊施設と民泊の増加施策をあわせて行なうことで、2020年に10.2万人泊とする目標値を設定した。

2017年の延べ宿泊者数は旅館・ホテルなどで約2万人泊。これを、2018年には旅館・ホテル等で4.3万人泊、民泊(通常民泊とイベント民泊)で1500人泊とし、2019年には旅館・ホテル等で6.5万人泊、民泊で4000人泊、2020年には旅館・ホテル等で9.2万人泊、民泊で1万人泊へと増加を目指す。

これに向け、宮城インバウンドDMO推進協議会は丸森町、および亘理町と共同で、2018年10月7日開催の「サイクルフェスタ丸森2018」と、10月13日、14日開催の「東北・みやぎ復興マラソン2018」におけるイベント民泊の実施を発表。イベント民泊を通し、同地域における民泊ホストの育成と訪日旅行者との交流を促進し、地域経済の活性を図っていく方針だ。

サイクルフェスタ丸森2018のイベント民泊では、10月6日チェックイン/7日チェックアウトが対象で、目標は民泊ホスト数が25件、宿泊人数が50人。東北・みやぎ復興マラソン2018のイベント民泊では、10月13日チェックイン/1日チェックアウトで、目標は民泊ホスト数が15件、宿泊人数が30人。5月17日と18日に、イベント民泊ホスト向けの説明会を行なう。

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