「ホテル新羅」が世界進出を本格化、新ブランド展開や新規開業を加速、中国・米国・東南アジアで

韓国・サムスングループのホテル新羅(シーラ)は、海外展開を本格化させる。すでに免税事業では昨年、仁川空港に続いて、シンガポール・チャンギ空港や香港・チェックラップコック空港などに進出。今年は、ベトナムのビーチリゾートとして注目されるダナンに新羅ブランドとして初展開し、その後、東南アジアや米国、中国など、海外10数か所に開業する予定だ。

海外展開は委託運営方式とし、3ブランド体制で展開。第1弾となるベトナム・ダナンには新ブランド「新羅モノグラム」で開業する。2021年に米国シリコンバレー・サンノゼに開業予定のプロパティは、200室規模のプレミアムビジネスホテル「新羅ステイ」とする計画だ。

なお、今年開業予定の「新羅モノグラムベトナム・ダナン」は、地上9階建ての約300室規模のホテル。ノンヌォックビーチ沿いに立地し、ビーチレストランやダイニング、ロビーバーなど、トレンディな料飲施設を揃える。また、客室はスタンダード、ジュニアスイート、グランドスイートの3タイプを用意し、客室別にバルコニーを設置してホテル内外の景観を楽しめるようにした。

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