無印良品のホテル「MUJI HOTEL」が日本でも間もなく開業、宿泊予約を開始、料金変動なし・サービス料含むわかりやすい固定料金で

良品計画は2019年4月4日にオープンする「MUJI HOTEL GINZA」について、3月20日から公式ウェブサイトでの宿泊予約を開始する。

MUJI HOTEL GINZAは、無印良品が日本で初めて展開するホテル。無印良品の世界旗艦店となる「無印良品 銀座」とともにオープンし、同ホテルは6階~10階部分を使用。「アンチゴージャス、アンチチープ」をコンセプトに、無印良品の思想を体現するホテルとして展開する。ちょうど良い価格でよく眠れて、旅先であってもいつもの生活の延長で心地よく過ごせる旅の拠点となることを目指すという。

客室数は全79室。畳を入れた部屋や2段ベッドの客室、3~4人で利用できる客室など9タイプを用意した。宿泊料金は平日や祝日、シーズナリティに拠る変動は設けず、消費税やサービス料を含む分かりやすい価格設定で固定。セミダブルの1万4900円~ツインの5万5900円までの設定だ。

館内では、日本各地の日常で食べられている料理を定期的に対象地域変えて出すレストラン「WA」を用意。6月末までは大分県の料理とし、朝食は1800円、ランチでは「ごま出しうどんセット(1000円)」や、ディナーでは「とり天(1050円)」などを提供する。また、ホテルスタッフによる銀座ツアーやランニングウェアの貸出サービスも行なう予定だ。

さらに、フロントとレストランのある6階には、無印良品 銀座のデザイン文化の発信基地「ATELIE MUJI GINZA」も設置。モノづくりやデザインにまつわる展示を行なうギャラリーや、コーヒーやお酒を楽しめるサロン、デザインやアートの希少本を揃えたライブリー、イベント開催のラウンジの5つの空間を設け、各スペースでのイベントやメニューを通じてデザインを考えるコミュニケーションの場としていく。

このほか、無印良品 銀座の地下1階には、朝食におにぎりセット(500円)やランチに各種定食とサラダバー、夕食時には産直品を使ったメニューを提供するレストラン「MUJI Diner」もオープンする。

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