エクスペディア、ラグビーW杯開催12都市の宿泊動向を調査、強豪国が需要押し上げ

Expedia Groupが2019年9月20日開幕するラグビーW杯の開催地12都市の上半期宿泊動向(2019年1~6月)を調査したところ、訪日外国人の宿泊需要が前年同期比3割増、国内は4割増と好調で、開催前から高い注目を集めている傾向が浮き彫りになった。また、ラグビーW杯開催期間中の宿泊検索数は3割増。早期から開催地の需要が高まっており、特に米国、英国、オーストラリアからよく検索されているという。

上半期の海外からの宿泊需要を居住地別にみると、アジア圏が大半を占めているものの、需要を大きく押し上げたのは、ラグビー人気が高い強豪国、オーストラリア、フランス、イギリス、アイルランドなどのロングホール。アジア圏に比べ予約時期が1.5倍早く、宿泊費が5~10%増、宿泊日数は1日多い結果だった。特にイタリアは予約が80日前、宿泊数が3.5日、平均客室単価が1円6200円と高い傾向にある。

発表資料より

開催地では、東京、大阪、横浜が人気。神戸、熊本も好調に推移した。宿泊単価は大分県が最も高く、他都市の2倍にあたる1泊あたり2万9000円となった。

また、日本人と訪日外国人を比較したところ、予約から宿泊までのリードタイムは、日本人の20日前に対し、外国人は40日前。平均日数は日本人1.5泊、外国人3泊、宿泊金額は日本人が1泊平均1万円、外国人は1.5万円だった。

こうした結果を踏まえ、Expedia GroupはラグビーW杯中の宿泊需要を最大化するポイントについて、「開催前、開催中、開催後と異なる旅行者層を意識し、マーケットが破たんするほど高い料金設定をしない」、「国内からの旅行者を忘れない」、「ピーク期はなるべく長い日数の予約を確保する」、「ロングホール旅行者の予約タイミングは早く、キャンセルポリシーを厳しくすることで確実に確保する」などと指摘している。

ラグビーW杯は全国12会場(東京、札幌、釜石、熊谷、横浜、袋井、豊田、東大阪、神戸、福岡、熊本、大分)で実施。最大180万人の来場者数が見込まれている。

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