ANA、アバター技術を行政相談窓口に提供、石川県加賀市と実証実験

ANAホールディングスと石川県加賀市は2020年2月13日~3月28日まで、アバターを活用した行政相談窓口の実証実験を行なう。2019年5月に両者が締結した、イノベーション推進連携協定に基づくもの。

アバターとは、VR(仮想現実)やロボティクスなどの技術を組み合わせ、離れた場所のロボットを遠隔操作することで、自分がその場で作業をしたり、その場にいる相手とコミュニケーションができる技術のこと。

実証実験では、ANAが独自開発したコミュニケーションアバター「newme(ニューミー)」を本庁窓口に設置。まずは本庁職員がアバター操作の様子を公開し、職員の操作習熟と市民への認知度向上を図る。その後に市民によるアバター遠隔操作と、本庁職員による遠隔操作を実施する。3月には、ANA施設にもアバターを設置し、市内学生による課外授業も予定している。

ANAと加賀市は今後も、地域課題の解決や産業振興に向け、アバター技術やドローン、シェアリングエコノミー等の最新技術やビジネスモデルを活用する取り組みを行なっていく方針だ。

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