インド、日本を含む4カ国からの入国を制限、3月3日以前発行のビザを無効に、入国には再申請

インド政府は2020年3月3日、新型コロナウイルス(COVID-19)の感染拡大を受けて、イタリア、イラン、韓国、日本に対するビザの制限を発表した。上記4カ国からインドに入国する旅行者ついて、3月3日以前に取得したレギュラー(ステッカー)ビザあるいはeビザ(日本および韓国へのVoAを含む)を無効にする。インドに入国するためには、合理的な理由を示したうえで改めてインド大使館あるいは領事館でビザを取得する必要がある。

中国に対しては、すでに2月5日以前に発行されるビザに対して一時停止する措置を取っている。

また、2月1日以降に、中国、イラン、イタリア、韓国、日本に旅行歴があり、まだインドに入国していない旅行者に対しても、現行ビザを無効にし、新たにビザを取り直すことを求めている。

インドに入国するすべての外国人およびインド人は、インド保健当局および入国管理官に、自己申告書(インドでの滞在先の電話番号や住所などの情報)と旅行履歴を提出することが義務付けられるほか、中国、韓国、日本、イラン、イタリア、香港、マカオ、ベトナム、マレーシア、インドネシア、ネパール、タイ、シンガポール、台湾から直接または経由でインドに到着する乗客(外国人およびインド人)は、入国の際にメディカルスクリーニングを受ける必要がある。

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