【年頭所感】テレコムスクエア代表 吉竹雄次氏 ―通信を通した新たな価値の提供に挑戦

Wi-Fiルーターや携帯電話のレンタルなどを提供するテレコムスクエア代表取締役社長の吉竹雄次氏が、2021年を迎えるにあたって年頭所感を発表した。

吉竹氏は、コロナ禍であっても、海外出張が必要な企業は存在し、渡航中の安心安全対策の重要度が高まっていると言及。渡航条件の変化を敏感に察知し、必要なソリューションと不安を取り除くサービスを迅速に提供し続ける方針を示した。一方で、通信とアプリを通じた新たな価値提供に挑戦していることも紹介。日常生活から国内・海外・訪日旅行まで安心安全と旅の楽しさを届け、誘客と旅行市場の活性化に鋭意努力するとしている。

発表された内容は以下のとおり。原文のまま掲載する。


2021年 新年挨拶

謹んで新春の御祝詞を申し上げます。

旧年中はひとかたならぬご厚情を賜り、誠にありがとうございました。関係企業の皆様からのご支援・ご協力に厚く御礼を申し上げます。

また新型コロナウィルス感染の影響を受けられた皆様に心よりお見舞い申し上げます。

当社は28年にわたりモバイル通信サービスのパイオニアとして、世界を旅するお客様へモバイルWi-Fiルーターや携帯電話のレンタル、プリペイドSIM販売などの通信サービスを通して「安心・便利・楽しさ」を提供してまいりました。

特に海外出張などのビジネス渡航領域においては、長年多くの旅行会社様とも協業しながら、世界で活躍する企業の皆様にビジネス渡航におけるソリューションを提供しサポートしております。

2020年は新型コロナウィルスの世界的流行に伴い、海外渡航が制限される状況が続きました。今後渡航規制は徐々に緩和されて行くでしょうが、渡航者数は即座に戻るわけではありません。旅行様式にもニューノーマルが取り入れられ、海外旅行時にこれまでとは違った手続きや準備が必要となる時期が一定期間続くことが想定されます。また、感染リスク対策やウェブ会議への置き換えなどを背景に、海外出張の機会は減少するだろうとも言われています。

しかし、実際に少しずつではありますが、海外へのビジネス渡航者数は増えてきており、今渡航される方々にはどうしても海外へ行かなければ成し得ないミッションがあるはずです。送り出す会社側からすると、出張者の方々に対するミッション遂行への期待値が高いため、渡航中の「安心安全対策」の重要度が高まっていると思われます。

当社はこれまで以上にビジネス渡航者の皆様に対するサポートを強化して行くことで、多くの方々が安心して海外へ渡航できるような環境が少しでも早く実現するよう尽力してまいります。

具体例として、昨年秋にモバイルWi-Fiルーターの付帯オプションとして、「カラのスマホ」(SIMカードなし)のレンタルを開始いたしました。各国が独自に設定している入国規制において、入国時に追跡アプリのインストールを義務付けている国や地域が多くあります。そんな中お客様から個人または会社のスマートフォンに海外製のアプリをインストールすることに不安を感じるといったお声を頂きましたので、すぐにアプリインストール用のスマートフォンの提供を開始させて頂きました。

これは取組としては小さなものかもしれませんが、渡航条件の変化やお客様のお声を敏感に察知し、海外渡航時に必要となるソリューション、渡航の不安を少しでも取り除くサービスを、迅速に提供し続けていく当社の姿勢を表す事例のひとつです。

また、昨今では老若男女問わず皆様がスマートフォンを利用しています。当社は、世界中の人々が肌身離さず持っているスマートフォンに対して“通信”、さらには“アプリ”を通して、新たな価値の提供に挑戦しております。

そのアプリが、ARナビゲーションアプリ「PinnAR(ピナー)」です。

「PinnAR」はカメラで映した実際の風景上にルートを表示するAR機能により、目的地まで矢印で誘導してくれるナビゲーションアプリです。地図が読めない方でもスムーズに目的地に辿り着けるナビゲーション機能のほかにも、最寄りの駅やコンビニなどのスポット検索機能、27言語対応の翻訳機能、クーポン機能が搭載されている多機能アプリで、一昨年台湾ではわずか3~4か月で100万人にダウンロードされ、非常に高い評価を頂いております。

もともと「PinnAR」は、訪日外国人の方々が街中で自分の現在地もわからず、目的地にも行けずに困っているシーンを見て開発を始めました。多言語によるレストランやホテルへの案内が可能で、旅行のストレスや不安を軽減できるアプリです。

海外から日本へいらっしゃるインバウンドの旅行者の方々はもちろん、日本から海外への旅行者の方々にも様々な価値を提供できる可能性に満ちたアプリとして開発を進めておりましたが、昨年秋、AR機能による“屋内”ナビゲーション機能を新宿駅でリリースし、新たなフェーズを迎えることとなりました。

屋内ナビゲーション機能は、今後、様々な交通施設、商業施設などへの導入を計画しております。国内の皆様の普段使いから、国内旅行、海外旅行まで広くアプローチが可能になるとともに、数年後には大きく回復することが見込まれるインバウンド旅行者に対しても、日本の魅力を発信し、便利に安心して楽しく旅行して頂けるような価値を提供できるアプリになると確信しております。

2021年以降も旅行業界や各地域の皆様と連携し、旅行の安心や安全、楽しさ、美味しさ、たくさんの魅力をお届けし、誘客ならびに旅行市場の活性化に鋭意努力してまいります。

本年もより一層のご指導ご鞭撻の程よろしくお願い申し上げます。

株式会社テレコムスクエア

代表取締役社長 吉竹雄次

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