タビナカ予約Klook(クルック)、200億円超えの資金調達、観光事業者向けDX支援や接触追跡アプリなど積極展開

タビナカ体験予約プラットフォームのKlook(クルック)は、2021年1月16日に2億ドル(約207億円)の追加資金調達を完了した。今回のシリーズEラウンドは、新規投資家に加えて、アジア太平洋地域に特化した投資ファンドであるアスペックス・マネジメント(Aspex Management)が主導。 また、 既存の投資家であるセコイア・キャピタル中国、ソフトバンク・ビジョン・ファンド1号、マトリックス・パートナーズ中国、ボユキャピタルも参加した。 

クルックの共同創業者兼CEOのイーサン・リン氏は、今回の追加資金調達について「これにより、 国内観光が日常化し海外旅行が徐々に戻ってくる中で、 クルックは守りから攻めに転じてリーディングポジションをさらに強化していく」とコメント。追加資金で、 事業者向けSaaSソリューションの開発展開を加速させていく方針だ。

今回の資金調達を原資として観光復興応援策を展開する。 観光復興応援策として、国内のレジャー観光施設向けに「KLOOK観光DXプラン2021」をリリースした。6月末までに契約した事業者のうち先着50社に、同社の電子チケット販売システムを初期導入費および販売手数料を9月末まで無料で提供する。

クルックでは、「KLOOK観光DXプラン2021」を通じて、感染防止対策と事業の効率化に取り組む日本の観光事業者のデジタルフォーメーション(DX)を支援していく考え。具体的には、チケット販売を行うレジャー・観光施設、体験商品を扱う事業者向けに、KLOOKの電子チケット販売システム、KLOOKのチケット販売管理システム「KLOOKマーチャントポータル」を提供する。申込期間は2021年6月30日まで。

また、クルックはコロナ禍に対応したデジタルソリューションを強化しており、昨年後半にはレジャー施設内で接触者の追跡と識別が可能な「接触追跡システム」、テーマパークや大型レジャー施設のコンテンツをひとつのアプリでシームレスにアクセスできる「アトラクション・プラス」、事業者の商品をインタラクティブに体験できる「KLOOK Live!」を試験的に導入した。

※ドル円換算は1ドル103円でトラベルボイスが算出

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