ブッキングHD、株主総会で二酸化炭素削減の取り組みが不十分と指摘、報告書作成を求める株主提案が可決

米・観光産業メディア「スキフト(Skift)」によると、オンライン旅行の世界大手ブッキング・ホールディングスの株主総会で、同社が実施しているカーボン・オフセットの取り組みは不十分だとして、年間気候変動報告書を作成することを求める株主提案が可決された。株主投票の結果は賛成192万3000票、反対148万4000票。同社は報告書作成に反対している。

カーボン・オフセットとは、CO2など温室効果ガスの排出削減努力とともに排出量に見合った削減活動に投資することで、排出される温室効果ガスを埋め合わせる考え方。総会では、カーボン・ニュートラルを達成したと同社が主張する2020年のサステナビリティ レポートが取り上げられ、実際には二酸化炭素排出量を削減しておらず、カーボン・オフセットは「不十分」と指摘された。企業は二酸化炭素排出量に適切に対処しなげは、財務基盤に重大な悪影響を及ぼす可能性があるとの声も聞かれた。

一方、同社の気候戦略と方針に関する投票を求める株主提案は賛成1167万票、反対1947万票で否決された。同社自体もその株主提案に対しては反対を表明した。

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