ユナイテッド航空、電動旅客機を開発するスタートアップに投資、条件付きで100機の購入にも合意

ユナイテッドエアラインズ・ベンチャーズ(UAV)は、ブレイクスルーエナジー・ベンチャーズおよびメサ航空と合同で、電動旅客機を開発するスタートアップ「ハートエアロスペース」への投資を実施した。

ハートエアロスペース社は現在、19席仕様の電動旅客機ES-19を開発中。同機は、2020年代末までに、250マイル(約402キロ)を上限として、旅客を乗せた運航開始を目指している。

今回の投資に加えて、ユナイテッド航空は条件付きで100機のES-190購入することでもハートエアロスペースと合意した。購入にあたっては、ユナイテッド航空が定める安全基準、経済性、運航基準の条件を満たすことが条件になる。

ES-190は、競合電動旅客機のなかでは最大。自動車で使用されている同じタイプのバッテリーを搭載する。購入が実現すれば、米国内の短距離路線で使用される見込み。

ユナイテッド航空は、2050年までにカーボンオフセットに頼らず、二酸化炭素排出量ゼロを目指している。

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