ANAとJAL、行動制限のないGWで旅客数大幅増、搭乗率は国内線6割超、国際線7割超

ANAとJALは、2022年度ゴールデンウィーク期間(2022年4月29日~5月8日)の利用実績を発表した。3年ぶりに行動制限のないゴールデンウィークになったことから、両社とも国内線、国際線ともに大幅に旅客数を伸ばすとともに、搭乗率も高い数字を残した。

ANAの国内線は、ピーク日には搭乗率9割を超えるなど好調に推移。旅客数は前年比188.4%の95万8724人。2019年比で65.2%まで回復した。搭乗率は同17.5ポイント増の63.1%。方面別で最も高かったのは関西の74.3%だった。

国際線は、アジアと北米間の接続需要が堅調に推移するとともに、ハワイ線ではピーク日ではほぼ満席となるなど、レジャー需要の回復が一部見られた。旅客数は同504.8%の6万7375人(2019年比22.7%)。提供座席数の増加幅を大きく上回り、搭乗率も同51.9ポイント増の70.3%となった。

JALの国内線は、東北・北陸、関西、中国・四国方面の旅客数が前年比で約3倍となるなど好調に推移。総旅客数は同231%の91万6376人、搭乗率も同22ポイト増の68%と高い数字を残した。最も搭乗率が高かったのは沖縄で75.4%。

国際線でも、ハワイ線で旅客数が前年比の9倍以上になるなど好調に推移。旅客数は同446.3%の7万3039人、 搭乗率は同45ポイント増の64%となった。ハワイ・グアム線の搭乗率は76%、東南アジア線も74.8%と7割を超えた。

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