欧州の旅行大手TUI社、パンデミック後初の四半期黒字を達成、収益は前年の7倍に、今夏は2019年レベルに回復予想 ―2022年度第3四半期

欧州の大手旅行TUI社は、2022年度第3四半期(2022年4月~6月)の営業実績を明らかにした。期間中の宿泊客数は2019年同期比の84%にとどまったものの、収益は前年同期のほぼ7倍となる44億3000万ユーロ(約6070億円)に達した。

欧州の主要空港での混乱により、7500万ユーロ(約10億円)の追加費用が発生したが、この追加費用を除くと4800万ユーロ(約6億5800万円)の調整後EBITを計上。パンデミック後の四半期では初の黒字化となった。

同社によると、欧州の空港で大きな混乱(多くの欠航)はあったものの、5月と6月においては、96%の顧客が定刻または3時間以内の遅れで目的地に到着したという。

部門別では、ホテル&リゾート、クルーズ、現地体験のTUI Musementからなるホリデー・エクスペリエンスの収益が前年同期比454.1%増の5億2140万ユーロ(約714億円)と好調に推移。特にTUI Musementは前年同期比734.7%増と大きく伸びた。この部門の調整後EBITは前年の2億200万ユーロ(約276億円)の赤字から、1億1880万ユーロ(約162億円)の黒字に大幅に転換した。

TUIは、今夏について、すでに1150万人の予約を受けており、グループ全体の予約数は2019年夏と比較して90%まで回復しており、最終的には2019年レベルとほぼ同等になると予測している。また、今夏の平均価格は前年度同期比で18%上回っているという。

※ユーロ円換算は1ユーロ137円でトラベルボイス編集部が算出

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