旅行のネット支出がコロナ前のレベルに回復、総支出の増加に寄与 ―家計消費状況調査2022年11月

総務省統計局は先ごろ、「家計消費状況調査(2022年11月分結果)」を発表した。それによると、2022年11月の二人以上の世帯のネットショッピング支出額は2万2668円。前年と比べて名目増減率は3.7%増(※1)となった。ネットショッピング利用世帯自体の割合は53%で、前年比1.4ポイント減となっている。

支出の内訳をみると、旅行関係費は3629円で、名目増減率は前年比28.4%、名目寄与度(※2)は3.67%。2019年11月(3033円)の数字をすでに超えた。

また、チケットが838円(前年比・名目21.6%増、寄与度0.68%)のほか、食料が4792円(前年比・名目1.3%増、寄与度0.28%)などとなり、引き続き旅行関係費の貢献度合いが高い結果となっている。

※1 名目増減率=物価水準の変動の影響を除去していない増減率

※2 名目寄与度=全体の変化に対する貢献度合い

ネットショッピング支出額の内訳

詳細データは以下から参照できる。

家計消費状況調査_ネットショッピング主要項目(データ付きグラフ:トラベルボイス作成)

みんなのVOICEこの記事を読んで思った意見や感想を書いてください。

観光産業ニュース「トラベルボイス」編集部から届く

一歩先の未来がみえるメルマガ「今日のヘッドライン」 、もうご登録済みですよね?

もし未だ登録していないなら…