東武グループ、訪日客の手荷物を、ホテルから海外の自宅まで直送、実証実験で市場性を検証

東武鉄道と東武ホテルマネジメントは2023年12月1日～2024年3月31日の期間中、浅草東武ホテルで訪日外国人観光客向けの国際手荷物配送サービスの実証実験を実施する。総合物流管理業務をおこなうオー・エス・エスと協働。浅草東武ホテルに宿泊した外国人の手荷物を、ホテルから海外の自宅まで直接配送する仕組みを検証する。

オー・エス・エスが国際手荷物配送の手続きを代行。ホテルフロントから海外の自宅まで届けることで、土産や不要になった手荷物を持って移動する手間を省き、身軽な旅行を提案する。

東武グループはグループの観光アセットを活用した共創アイデアの募集、事業検証を実施する「TOBU Open Innovation Program」を展開しており、同サービスもその一環。実証実験を通じ、訪日外国人観光客向け国際手荷物配送に必要な各種オペレーション、市場性、将来性、収益性に関する検証をおこなう。