北海道・富良野市、2024年度ワーケーション助成金制度を拡充、将来的な移住やベンチャー誘致に助成手厚く

北海道富良野市はこのほど、2024年度のワーケーション助成金制度の受付を開始した。市外の企業社員やフリーランスが富良野市でワーケーションする際、旅費などの旅先テレワークにかかる費用の一部を助成するもの。実施期間は2025年3月末までだが、予算がなくなり次第終了する。

プログラムは子育て世代向け、企業社員・フリーランス向け、アグリケーション体験支援、企業向けのサテライトオフィス進出・コミュニティスペース創出ビジネス検討支援、人材育成・チーム合宿など複数用意している。ワーケーションに対する助成は2021年度から実施しており、今年度からは特に将来的な移住、ローカルベンチャー、空き家スペースの活用など、関係人口から定住人口、企業誘致などに向けて推進を図る。

たとえば、将来的に移住や二拠点居住などを考える子育て世代家族が賃貸住宅などに2週間以上1カ月以内で滞在した場合、家賃(宿泊費)は10万円を上限に3分の2以内、レンタカーは5万円を上限に2分の1以内を助成、さらに子どもの幼稚園などの短期入園をサポートする。

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