
サウジアラビア政府が立ち上げた観光プラットフォーム「TOURISE(トライズ)」は、諮問委員会のメンバーを発表した。この委員会は、TOURISEの戦略的方向性を定め、2025年11月11日から13日にリヤドで開催される初のグローバルサミットの議題を策定する。
TOURISEは、業界のリーダーや有識者が議論をおこない、観光の未来を形作るための行動を起こすプラットフォーム。委員会は、観光、テクノロジー、航空、エンターテインメント、教育、サステナビリティ、メディアなど14人で構成される。
TOURISE諮問委員会のメンバーは以下のとおり。
- 世界旅行ツーリズム協議会(WTTC)会長兼CEO:ジュリア・シンプソン氏
- 世界持続可能観光協議会CEO:ランディ・ダーバンド氏
- アマデウスCEO:ルイス・マロト氏
- TikTokグローバルビジネスソリューションズ元社長:ブレイク・チャンドリー氏
- Wild Origins創業者でSix Senses元CEO:ニール・ジェイコブス氏
- シルク・ドゥ・ソレイユ・エンターテインメント・グループ社長:ステファーヌ・ルフェーブル氏
- Leitat Technological CenterおよびCTECNO社長でTurismede Barcelona元総裁:ジョルディ・カーンズ氏
- リバティ・インターナショナル・ツーリズム・グループ創業者兼CEO:マリオ・エンツェスベルガー氏
- Carlson Wagonlit Travel CEO:パトリック・アンダーセン氏
- One Billion Happy創業者:モー・ガウダット氏
- ヒースロー空港CEO:トーマス・ウォルドバイ氏
- サウジアラビア観光局CEO:TOURISE副会長のファハド・ハミダディン氏
- リヤド観光ホスピタリティ学校CEO:ファビアン・フレネル氏
- 国際イベントスペシャリスト:ジャン=フィリップ・コセ氏
WTTC会長兼CEOのシンプソン氏は、「TOURISEは単なるサミットではない。観光における世界的な変革の触媒となるもの。持続可能な成長を促進し、イノベーションを育み、責任ある旅行の新たな基準を確立するために、横断的な連携の力を信じている」とコメントしている。