
ファーストキャビンHDは2025年10月1日、「ファーストキャビン那覇空港」を開業した。那覇空港内では初めてとなる宿泊施設で、旅客ターミナルビル1、2階に位置する。飛行機から降りてすぐにチェックインすることができることから、待ち時間や深夜・早朝便利用時の宿泊需要を見込む。那覇空港の将来的な24時間稼働を見据え、同HDとして羽田、関空に次ぐ国内空港3拠点目となる。
室数は72キャビン。飛行機のキャビンをイメージし、ベッド、テレビなどをコンパクトな空間にまとめた。このほか、ロビーラウンジ、男女別のパウダールーム、シャワーブースを併設する。長時間のフライト前後にリフレッシュしたい人に向け、2時間から利用できるデイユースプランも用意する。シャワーのみの利用も受け付ける。法令上の営業形態は、簡易宿所に分類される。