両備グループのRヨット社は、日本初のヨットスタイル客船として2027年就航予定の新造クルーズ船の船名を「SEFU(セフ)」に決定した。
新造クルーズ船は乗客数約120名、乗組員数約100名、客室は60室の予定。小型船でしか寄港できない瀬戸内、南西諸島をはじめ、日本各地の沿岸をめぐる船旅を展開する。
きめ細かなサービス、各地の食材を取り入れた食事やその土地でしか味わえない飲み物、マリンアクティビティを含むショアエクスカーションなど、日本全国の地域とともにクルーズライフを作り上げたいとしている。
「SEFU」は全長約110~120メートル、全幅約19メートル。船尾にはマリーナを備え、マリンアクティビティや小型ボートでの離島上陸など、海と一体になるヨットクルーズを提供する。
船の煙突に描くファンネルマークは、ヨットスタイルの船体から着想を得た5本のラインをモチーフに、海と風の流れ、人と人とのつながりが波紋のように広がる様子を表現した。公開したディザーサイトでは、デザイナー、シェフ、キャプテンなどが「SEFU」に対する想いを語っている。


