年末年始の海外旅行、HISが予約状況を発表、予約者数は昨年と同水準、人気トップはソウル、急上昇はエジプト・カイロ

エイチ・アイ・エス(HIS)は、今年の年末年始(2025年12月26日~2026年1月4日出発)の海外旅行予約状況をまとめた。対象商品はHISのツアー、ダイナミックパッケージ、航空券(宿泊のみは除く)。

それによると、年末年始における海外旅行予約者数は前年比99.1%で前年とほぼ同水準で推移している。予約者数トップは前年同様にソウルとなっている。以下、台北、バンコク、ホノルル、グアムが続く。また、香港が前年の10位から8位、パリが前年の12位から9位に上昇している。

報道資料より平均単価は前年比105.6%の24万8000円。ヨーロッパ地域、中近東地域の予約者数が増加したことに加え、円安や旅行先の物価高の影響を受け上昇した。

予約が急上昇した旅行先のランキングでは、今年11月1日にエジプトで大エジプト博物館がグランドオープンしたこともあり、カイロが同194.2%でトップ。2位は、HISがチャーター便を3本運航するグアムで同168.8%。以下、バルセロナ(同152.4%)、ホーチミン(同116.9%)、セブ島(同111.7%)と続く。

出国ピークは2025年12月27日、帰国ピークは2026年1月3日。

顧客層別の構成比を見ると、「子ども連れ」が37.2%、「カップル・夫婦」が21.9%。また、年代別では、「50代」が20.0%、「20代」が19.2%となっている。

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