グーグルは、年末年始のホリデーシーズンを前にGoogleマップで新たに4つの機能を追加した。
まず、AI「Gemini」が旅の役立つヒントを表示できるようにした。Googleマップでレストラン、ホテル、コンサート会場などの場所を検索するとき、下にスクロールすると新たに「出かける前に知っておきたい」ヒントが表示される。また、クチコミ(レビュー)などをもとに、予約の最適な手段、裏メニュー、駐車場のヒントなど、役立つ情報も画面に表示する。それぞれのヒントをクリックすると、さらに詳しい情報を得ることができる。この機能は、現在、米国のみで展開中だ。
また、「検索」タブがアップデートされ、次の目的地を数秒で見つけることができるようにした。上にスワイプするだけで、近くの人気のレストラン、アクティビティ、観光スポットが表示され、タビナカ予約「ヴィアター」、旅行情報「ロンリープラネット」、レストラン予約「オープンテーブル」などの信頼できる情報源や、地元インフルエンサーによる厳選リストも簡単に見つけられる。この機能は、11月から全世界で順次利用が可能になっている。
Googleブログよりさらに、ドライブ中に利用可能なEV充電器を確認できる機能も追加。AIを活用し、過去およびリアルタイムの充電器の空き状況を分析し、到着時に空いている充電器の数を予測する。このEV 充電器の空き状況予測機能はAndroid Auto および Googleアシスタントの搭載車で利用することができる。
このほか、レビュー投稿では、実名を使いたくない場合、レビューに関連付けるニックネームとプロフィール写真を選択できるようになった。公開されているニックネームに関係なく、レビューはGoogleアカウントに関連付けられる。
