サウジアラビアの新たな国営航空会社リヤド・エアは、2026年7月20日、ファンボロー国際航空ショーでエアバスおよびボーイングとの機材追加購入契約を発表した。今回の決定は、サウジアラビアの経済多角化戦略「ビジョン2030」の一環として、2030年までに世界100都市以上へ就航するという目標に向けたものだ。
今回の契約で、同社はエアバスA350-1000型機6機を追加で確定発注し、同型機の確定注文を計31機とした。また、ボーイング787ドリームライナーについても28機のオプション権を行使し、うち20機を大型の787-10型機へ変更。これによりボーイング787の確定発注数は計67機となる。
リヤド・エアは6月10日にリヤド/ロンドン線で一般旅客向けの商業運航を開始した。これに先立つ6月7日には、カイロ、ドバイ、ジェッダ、マドリード、マンチェスターの5都市への航空券販売を開始している。現在は6都市で運航を行っており、今後はムンバイやマンチェスターなど、さらに6都市への就航を予定している。導入するA350-1000および787-10は、従来機と比較して燃費とCO2排出量を25%削減する高い環境性能を備えており、2030年までの持続可能な航空燃料(SAF)への100%対応も目指している。

