WILLERグループで交通・観光分野のソリューション事業を手がけるWILLER ACROSSと網走バスは、網走市内に点在する観光資源をつなぐ商品の販売を開始した。2026年10月~12月に催行し、その後、通年商品化を目指して流氷観光に偏る網走の観光需要を他の季節にも広げていく。今回の取り組みは、観光庁の「観光需要分散のための地域観光資源のコンテンツ化促進事業 新創出型」に採択されたもの。
この商品では、約1300年前にオホーツク海沿岸で独自の文化を築いた「オホーツク文化」を軸に、遺跡や博物館での学び、土器づくり、食、ナイトカヤックなど、地域に点在する資源を「約1300年前のオホーツク人の一日」というストーリーで再編集。流氷期に集中する観光需要を年間に分散させるとともに、滞在型の新たな観光モデルを構築していく。
網走バスが網走市内で運行するオンデマンド交通「どこバス」を活用。欧米豪からの個人旅行者をターゲットとして、英語ガイドによる通訳を提供し、OTAや旅行会社などを通じて海外市場に展開していく。
この取り組みを通じて、地域交通を観光と組み合わせることで、レンタカーを利用しない旅行者の移動課題を解消するとともに、地域交通の新たな利用機会を創出していく。網走バスが「どこバス」の運行や地域事業者との調整を担い、WILLER ACROSSはストーリー設計、商品造成、海外販路開拓、プロモーションを担当する。
ツアーでは網走市内のホテルまたは網走駅を朝9時に出発。各観光地を巡ったのち、夜8時に市内のホテルに戻りツアーが終了する。これによって、通過型から滞在型の観光への転換を進めていく考えだ。




