ライドシェア世界大手Lyft(リフト)社は、新たなグローバル送迎サービスネットワークブランド「Alcove(アルコーブ)」を発表した。同社傘下のTBR Global Chauffeuringが30年にわたり培ってきた運営経験とグローバルネットワークに、最新のテクノロジーを融合させたもの。法人向け送迎サービスの高度化と効率的な管理の実現を目指す。
TBR Globalは、2027年初めから順次、Alcoveブランドへ移行し、既存顧客に加え、世界各地の新たな法人出張プログラムや乗客へサービスを提供する。
具体的なサービス機能として、VIP向けの送迎、イベントに伴う複数車両の手配、セキュリティ対応が必要な移動など、複雑で高度な手配を伴う移動をサポートする。法人アカウント向けの予約・管理ポータルを導入し、同年春の後半にはモバイルアプリの提供も予定している。
これにより、出張管理者はプログラム全体の一元的な把握が可能となり、乗客は個々のニーズに応じたプレミアムな移動体験を得ることができる。
Alcoveは、6大陸の数千都市で展開される予定。既存のTBR顧客はブランド移行期間中も、引き続き24時間365日のサポート体制や専門チームによるサービスを受けることができる。
Lyftは従来のオンデマンド型ライドシェアから、数百億ドル規模とされるグローバルな法人送迎市場へと事業領域を拡大する戦略を掲げている。今回の事業拡大により、同社はグローバルなモビリティプラットフォームとしての地位をさらに強化する方針を示している。
日本では、2024年11月にTBR Globalが日本支社を開設。2025年11月にはリロケーション・インターナショナルと戦略的業務提携を締結し、国内外の法人出張・赴任やVIP送迎などを支援している。なお、Alcoveブランドへの日本での具体的な移行時期は明らかにされていない。




