JTB、海外のがん患者の受入を本格化 医療コーディネート部門で

ジェイティービー(JTB)で海外の患者の医療コーディネートを担当するジャパン・メディカル&ヘルスツーリズムセンター(JMHC)は、一般社団法人粒子線がん治療患者支援センターと提携し、日本の先端治療である重粒子線治療を希望する海外のがん患者の受入れを強化する。

今回の提携でジャパン・メディカル&ヘルスツーリズムセンターが提供するのは「医療機関マッチング」、「医療滞在ビザ取得サポート」、「医療通訳派遣・アテンド」、「来日から帰国までの滞在等のアレンジ」、「治療後の経過観察」の5点。スムースに患者を受け入れるための体制を整備するとともに、海外へのプロモーションを行なっていく。JTBによると、これらの対応は、国の成長戦略である「国際医療交流」と歩調を合わせた取り組みだという。

また、特に中国市場に対しては、ジャパン・メディカル&ヘルスツーリズムセンターが提携する北京市内や上海市内の医療機関と連携。中国人患者向けのセミナーやウェブプロモーションを展開する。

JTBでは2014年度、世界各国から500人の相談受付を見込んでいる。

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