新造船クルーズにスパ付スイートルームが登場、2016年7月就航 ーリージェント・セブンシーズ

ラグジュアリークラスにカテゴライズされるリージェント・セブンシーズ・クルーズは、2016年7月20日に新造船「セブンシーズ・エクスプローラー」を就航する。総トン数5万6000トンと同社客船で最大となるが、乗客定員は750名に抑え(「セブンシーズ・マリナー」は4.8万トンで700名)、船内のゆとり度を示すスペースレシオ(乗客一人当たりのトン数)は74.6トンと史上最大を実現した。また、乗務員数は計542名で、乗務員1名あたりの客数は1.38名となる。

船内の客室には新カテゴリー「リージェント・スイート」を設置。室内271平方メートル、バルコニー89平方メートルの広大なスイートを船首に設け、270度の眺望のほか、史上初のインスイート・スパも設置した。客室内で追加代金なしで利用可能だ。

また、既存3船で人気のスペシャリティ・レストラン「プライム7」に加え、新たに2つのスペシャリティ・レストランも設置。そのうち1つはパリをイメージしたクラシックモダンのフレンチを提供する「シャルトリューズ」、もう1つは後日発表する。リージェント・セブンシーズ・クルーズはオールインクルーシブのサービスを提供しており、カバーチャージも不要としている。

初クルーズは2016年7月20日モンテカルロ発ベニス着の地中海・アドリア海クルーズ14泊。クルーズ代金は1人当たり1万1679米ドル~(ベランダ・スイート)。以降、2016年11月までは地中海・エーゲ海クルーズに配船する。

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