ヤフー小澤氏、訪日旅行に取組む方針を明らかに、アリババ連携で「アジアのメディア巻き込む」 ーWIT Japan 2015

ヤフー執行役員ショッピングカンパニー長/YJキャピタル取締役・小澤隆生氏

ヤフー・ジャパン(Yahoo!Japan)が訪日旅行ビジネスに取り組む。これは、このほど開催されたオンライン旅行の国際会議「WIT Japan」で同社執行役員ショッピング事業カンパニー長 小澤隆生氏(写真)が明かしたもの。同社が訪日旅行に取組む方針を示したのは初めてのことだ。

同社は、2015年5月に中国大手のEコマース企業「アリババグループ」と連携を発表。この連携を通じて、日本企業の海外事業展開を支援する方針を明らかにしていた。小澤氏は、Eコマース(EC)領域がメーカーや小売業だけでなく旅行関連でもポテンシャルが高いことを指摘し、「トラベル領域でも投資をしていく」考えを示した。

同社は、ソフトバンクグループ全体として加速させている中国やアジア各国への投資とともに、アリババとの連携を活用して「アジアのメディアを巻き込もうとしている(小澤氏)」。こうして巻き込んだ海外メディア(サイト)に、Yahoo!トラベルの顧客(宿泊施設など)を露出することで商機を生み出す手法を想定しているという。小澤氏は、「インバウンドをとるためには現地のメディアが必要。その投資は終わっている。」と自信をみせた。今後の具体的な動きに注目したい。


2025年、国内Eコマース市場は60兆円まで伸びると予測

近年、Eコマース市場は大きな伸びをみせているものの、2014年の実績は小売り300兆円のうち13兆円にすぎない。小澤氏は、同社が今後のECが「まだまだ伸びるとみている」ことを明かし、2025年には60兆円まで伸びると予測していることを明らかにした。

同社は、ネットユーザーがスマートフォンにシフトしていくトレンドを背景に、EC事業の拡大を目指しているところ。Yahoo!トラベルやYahoo!ショッピングで出店料を無料に、ユーザーにはポイント付与を維持する「eコマース革命」を展開し、トランザクションを増加させている。

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(トラベルボイス編集部:山岡薫)

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